今週からAccountingの補講的な授業が始まっている。授業の第一の目的はAccountingのBackgroundが無い人々に対して授業にスムーズに入って行けるよう予習を行ってもらう、という学校の配慮である。これはシカゴ大学に限らず、どのMBAプラグラムも、提供している or Prerequisiteとして入学前にAccreditな大学での単位取得を強制するのが普通なので特段驚くべきことではない。留学生の中には純粋に勉強を目的としている人も入れば、僕のように下記の目的を持っている人もいる。
・実務で習ったAccountingの知識がMBAで通用するかどうかを確認する事
・MBAの授業スタイルに慣れること。
・授業の雰囲気に慣れる事で本番の授業が始まって困惑する事がないようにすること。
・友人作り+情報交換
さて、授業も折り返し地点が過ぎ、基礎の基礎の部分が終わった所で進捗状況を整理すると、実務で習った知識は通用するが、Positionとしてそれほど優位性はないと感じている。その意味は、全く仕訳の分からない人もいれば、CPAのバリバリの人までいるというDiversityがある中で自分が真ん中であるという現時点での感触と、将来もAccountingのコースを2つ以上取れば間違いなく新たな学びがあるという確信である。当たり前のことかもしれないが、社会人になって以来、長い間同じ業界にいて同じような仕事をしていると、人種・言語を超えて周囲の人々は自分と同じようなスキルセットを持っているか、少なくとも共通言語或いは商売感覚を持って仕事をしているのが常識となっているので、実に非常に新鮮な体験だ。すべての人が違うよさを持っているという事を実感できる事、そこから学ぶ事こそここに来た大きな目的でもある。
今のクラスにはNPOで働いていた人もいれば、ITエンジニアも入れば、マーケターもいれば、コンサルタントもいればPension fundで働いている人もいる。僕のように何でも屋さんみたいな人もいたりする。
勿論全員が同じでないという事は欠点もある。MBAの授業スタイルに大いに関係するのだが、特に基礎クラスではDiscussionというよりも質問がクラス発言の殆どである。基礎クラスはどうしても基礎原理の説明になるので、その理解を深めるための質問が多い。結論、一番分からない人に合わせて授業が進みがちで、分かっている人が退屈になってくる機会費用のロスの問題が生まれる。これは決していいことではない。何よりも、教授がすごく丁寧に教えてくれるので、それを傍観者として眺めざるを得ない自分に腹が立つ。
この機会費用と上級のクラスを取って勉強に時間を取られ、更にDrop outのリスクも負うリスクのトレードオフが授業選択の一つのポイントとなる。だからやりたい事と出来る事の仕訳を今週末にはじっくり考えようかと思っている。せっかくアメリカまで来たので、少し出来ないくらいがちょうどいいかもしれないかなとも思っているが先輩たちの意見を聞いてみようと思う。
授業スタイルは非常に質問が活発である。勿論全員が活発だという事はなく、やはりActiveな人とPassiveな人(僕もその一人)に分かれる。Activeに質問をするというのはまだ慣れないが、イタリア人が突撃する姿を見て、構えている自分はまだまだだなぁと実感する。
友人作りに関しては全然である。自分自身がシャイで口べたな部分もあり、会話にすっと入って行けていない。その点同期のAさんは人当たりの良さと積極性で友達をどんどん増やしているのを見て正直うらやましいなぁと思っている。変に自分のペースを崩してもしょうがないが、もう少し努力をしていきたい。
そういえば、ある日授業の後に突然
DEANがやってきた。
いきなり、日本の選挙のことを聞かれ、日本国民はCHANGEを求めていたので当然の結果だと思うと答えたが、なんとも浅い答えだったなぁと反省。
話を元に戻して、Deanの話のポイントは、コミュニケーションで大事なのは相手の投げられるボールにあわせてボールを投げなさいということと、話す内容以上にその裏にある自分のPassionやMotivation理解してもらうことが非常に大事だということでした。授業始まってまた話す機会があるけども、少しまともなコメントが言えるよう、もっともっと問題意識を高く持って一日を過ごそうと思った今日この頃。